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図書館戦争 有川 浩 メディアワークス 2006-02 by G-Tools |
タイトル:図書館戦争
著者 :有川浩
イラスト:徒花スクモ
評価 :5
うばあぁぁぁ、ついに買ってしまいましたよ。ハードカバーの本は買わないと決め、実際何年間も買わずに来たのですがついに軍門に下ってしまいました。全て講談社のぼったくりシリーズが悪いっす。あれのせいでリミッター外れてしもたわ。
ついにやっちゃったこの作品ですが、評判は前から散々聞いていてめっさ欲しかった一品です。行政によるメディア・書籍への検閲が法制化された世界で、図書館がその蔵書を守るために武装化し日々戦っている、というこのシチュエーション!これだけで本好きならご飯3杯はいけるでしょう。
読んでみると最初のつかみからグッと引き込まれ、途中でだれることもなくあっという間に読み終わってしまいました。うへぇこりゃまじおもすれ~。
まず主役の脳筋山猿娘とその教官との絡みが、リアルで腹抱えて笑うほどの素晴らしさ。脇を固める同僚達もそれぞれキャラ立ちまくりで盛り上げてくれます。しまいには
アホか貴様!
この言葉が出てくるだけで笑えます。
また、この作品世界の特徴である「行政による検閲」について考えさせられる場面や、実際にお互いに武装し市街戦を行う場面もありと、決してキャラに頼るだけではなく内容の方もバッチリです。
これ書いてる時点で既に2巻を読み始めていて、さらに3巻も予備弾倉に装填済み。計4800円也。たけぇよ、おい!
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