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彩雲国物語隣の百合は白 (角川ビーンズ文庫 46-15) 雪乃 紗衣 角川書店 2007-11-01 by G-Tools |
タイトル:彩雲国物語 隣の百合は白
著者 :雪乃紗衣
イラスト:由羅カイリ
評価 :4
今回は外伝集。外伝特に主人公が絡まないものや過去ものがあまり好きではないので、この時点で少しガッカリ。
短いの2本に続いて長めのものがあり、それの主役が百合さん。誰ですか?ってくらい、昔ちょろっと名前が出てきた人ですね。確かにあの一言は強烈でしたけど。
まあそんな存在自体忘れていた人なんですが、これがすごく良い。この作者さんの描く女性は生き生きしてて大好きなのですが、この人もいきなり出てきて一発でやられました。あの黎深とガチでやり合えると言えば、この作品を読んでいる人にはどれだけ凄いか分かるでしょう。
絳攸の迷子属性の原因も分かり、当初の予想を裏切りかなり楽しめました。
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オオカミさんとマッチ売りじゃないけど不幸な少女 (電撃文庫 お 8-10) 沖田 雅 メディアワークス 2007-10 by G-Tools |
タイトル:オオカミさんとマッチ売りじゃないけど不幸な少女
著者 :沖田雅
イラスト;うなじ
評価 :3
序盤の方はキャラと展開がマンネリしてきてちと微妙な感じ。メインストーリー(そんなもんがあるのかは知らんが)の進展もなく、まあいつも通りなドタバタ劇。それでも普通に面白いんですけど、もっとこうグッと来るものが欲しいわけですよ。
しかし真打ちは最後にやってくる。
最後の短編、表題の不幸な少女が出てくるわけですが、勘違いからとはいえ三角関係が発生してオオカミさんの嫉妬フラグ成立。作中でりんごさんが悶えてますが、その様がもう最高。最後のシーンなんかは危うく電車でニヤニヤしてしまう所でした。かわえぇな~。
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鋼鉄の白兎騎士団 5 (5) (ファミ通文庫 ま 1-1-5) 舞阪 洸 エンターブレイン 2007-10 by G-Tools |
タイトル:鋼鉄の白兎騎士団Ⅴ
著者 :舞阪洸
イラスト:伊藤ベン
評価 :4
なんか分厚いっすね~
ということで無理矢理収めたなんたら都市編完結です。
今回はガブリエラは控えめで、他のサブキャラがちょろちょろと活躍。すでにこのシリーズも5冊目ということで、こういうのもええんじゃないですかね。
これまで少ししか出ていなかったり名前だけのキャラが掘り下げられて世界観が広がり愛着が一段階アップ!・・・と言いたい所ですが、すでに主役であるひよこ小隊の中にすらチラホラと記憶にない方が。登場人物多いよ!!
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えむえむっ! (MF文庫 J ま 1-4) 松野 秋鳴 メディアファクトリー 2007-02 by G-Tools |
タイトル:えむえむっ!
著者 :松野秋鳴
イラスト:QP:Flapper
評価 :2
笑えるラブコメという噂を聞いて購入。何気に生活圏内の本屋では全滅、尼でも売り切れで初BK1使用。これはアタリなのかと期待度アップ。
「主人公は昔のとある事件でMに目覚めた高校生。家族以外の女性に罵られたり暴力を受けると快感を感じてしまう・・・」
その発想はなかったわ
っとここまでは良かったんですけどね~。ぶっちゃけやり過ぎ。
Mという特徴を出したかったのは分かるけど、ここまでやられちゃうとどん引き。味付け程度に抑えて、ちょっとおバカなラブコメにしておけば十分面白かったと思うだけに残念。
周りのキャラ達も多少テンプレっぽいけど悪くはないので、期待を込めて2巻へ突撃。
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けんぷファー 5 (5) (MF文庫 J つ 2-5) 築地 俊彦 メディアファクトリー 2007-09 by G-Tools |
タイトル:けんぷファー5
著者 :築地俊彦
イラスト:せんむ
評価 :3
この絵師さん、よく目が壊れるね
とカラー会長絵が崩れてることにイチャモンをつけてみたり。
会長っていつの間にマジフラグが立っていたのでしょうか。ずっと演技というか、からかって遊んでるだけだと思ってたのですけど。まあそんな感じに会長が可愛かったです。
・・・なんか前の巻からずっと会長に関してしか書いてないな。
なんか世界設定に関して風呂敷広げてきましたけど、中途半端になりそうな空気が漂ってきましたな。